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セネガル、同性愛の刑期を10年に倍増

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この画像はイメージであり、記事内容とは直接関係ありません。画像出典:Papa birame Faye


10月12日、ヒューマン・ライツ・ウォッチはセネガルにおけるLGBTQへの弾圧激化を暴く報告書を発表した。3月11日、セネガル議会は135対0(棄権3)で刑法319条の改正案を可決し、合意に基づく同性間の性行為の最高刑を5年から10年に倍増、罰金上限を1000万CFAフラン(約1万7000米ドル)に引き上げた。同性愛の「宣伝」や「賛美」、LGBTQの個人や団体への資金援助は最高7年の禁錮と50万~500万CFAフランの罰金となり、裁判官には執行猶予や最低刑未満の量刑を禁じる指示も出た。改正後、警察と憲兵隊は全国で逮捕をエスカレートさせている。


2月以降、「反自然罪」の容疑で少なくとも320人が逮捕された(HIV Justice Network調べ。ダカールの人権団体RADDHOの集計では2~7月で212人)。治安当局は、押収した携帯電話から抽出した情報、第三者の通報、私邸への家宅捜索を逮捕の根拠としたことを認めている。2月9日にダカールで12人の男性が拘束された後、憲兵隊はその1人の携帯電話をたどり、6月25日にKeur Massarで101人目の容疑者を逮捕。7月30日には携帯電話のデータで芋づる式に8人の女性が逮捕された。少なくとも82人の被拘束者はHIV陽性という理由だけで「HIV故意感染」で起訴され、8月に裁判所が一部を棄却した。被拘束者は本人の同意なくHIV検査を強制され、氏名と感染状況がその後地元メディアに掲載された。4月10日には24歳の男性に禁錮6年の判決が下り、これが今のところ唯一の有罪判決だ。弁護士たちは、弁護を引き受ければ自分も標的にされると恐れ、受任を避けているという。


「LGBTQの人々は、逮捕やスティグマの激化を恐れ、日常の活動を控え、権利の行使をためらわざるを得なくなっている」とヒューマン・ライツ・ウォッチのラリッサ・コジュエ(Larissa Kojoué)は述べ、「セネガル政府はすべての人の権利を脅かすこの弾圧を直ちにやめるべきだ」と訴えた。ダカールの医師は同団体に「逃げた人もいれば、身を隠している人もいる。HIV治療の予約に来なくなった人が3分の1に上る」と語った。9月29日、同団体は司法相、国家憲兵隊総司令官、国家警察長官に調査結果を送り回答を求めたが、返答はない。注目すべきは、この改正が議会でほぼ全会一致で可決されたことだ。2024年の大統領選では、ディオマイ・ファイ(Diomaye Faye)大統領もオスマン・ソンコ(Ousmane Sonko)元首相も、同性関係への法規制強化を公約していた。


セネガルでは1965年から同性間の性行為が犯罪とされてきたが、近年の敵意は急激に強まっている。分析者は、この弾圧の被害がLGBTQ当事者にとどまらないと指摘する。恐怖から人々がHIV検査や治療を避けるようになり、長年の公衆衛生の成果が逆戻りしかねない。同性愛を屍姦や獣姦と並べて「反自然罪」とする法律は、弁護士や医師、ジャーナリストにも萎縮効果を及ぼしている。象徴的なのは、10月31日から11月13日までダカールで2026年ユースオリンピックが開かれることだ。アフリカ大陸初の五輪イベントであり、五輪憲章はあらゆる差別を禁じている。弾圧が続く中、セネガルが自国憲法やアフリカ人権憲章、市民的及び政治的権利に関する国際規約の義務を果たしているのか、ヒューマン・ライツ・ウォッチは疑問を投げかけている。


アフリカ編集部:イマニ·マケナ

情報源:ヒューマン・ライツ・ウォッチ、AP通信、HIV Justice Network、RADDHOおよび公開報道(情報提供:GayBuzzer)

参考リンク:

https://www.hrw.org/news/2026/10/12/senegal-brutal-crackdown-violates-lgbt-peoples-rights

https://www.lanacion.com.ar/usa/senegals-crackdown-on-lgbtq-people-forces-them-to-go-into-hiding-rights-watchdog-says-nid12102026/

https://www.europesays.com/africa/470528/

https://britbrief.co.uk/environment/activism/senegal-lgbtq-crackdown-320-arrested-hrw-reports.html

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