Aa

ドイツの市長、長年のパートナーと結婚

2 回閲覧通報シェア音声


ドイツ西部メンヒェングラートバッハ市の市長で、社会民主党に所属するフェリックス・ハインリヒス氏が、長年のパートナーであるキュロス・ダビール氏と2026年10月10日に結婚した。ドイツメディアによると、式は市内のアバイ市庁舎で行われ、家族や友人が見守った。

式を執り行ったのは副市長のジルケ・ヴェームヘルナー氏だった。2020年から市長を務めるハインリヒス氏は、公務としてこれまで複数のカップルの婚姻手続きを担当してきたが、今回は自身が新郎として式に臨んだ。報道によると、式の後には約70人の親族や友人が市庁舎の中庭に集まり、2人を祝福した。

ハインリヒス氏とダビール氏は約11年前、デュッセルドルフで出会った。ハインリヒス氏は以前の取材で、2人には共通する価値観があり、ユーモアの感覚も似ていると語っていた。ダビール氏は情報技術企業に勤務し、政党には所属していない。式の後には、親族や友人らと祝賀の時間を過ごした。

背景と分析: ドイツでは2017年から同性カップルの結婚が認められ、法律上も異性カップルと同等の婚姻制度が適用されている。公に同性愛者であることを明らかにしている市長の結婚は、個人にとっての節目であると同時に、地域社会における多様な家族のあり方を示す出来事でもある。ただし、一組のカップルの経験が性的少数者全体の状況を代表するわけではなく、法的権利、社会的受容、日常生活での平等はそれぞれ別の課題である。

ヨーロッパ編集部:ルーカス・バッカー

共有
AD